藤井経営の藤井武です。
今年も始まって、早くも最初の1ヶ月が過ぎました。今年もあと残り11ヶ月、まだピンときませんが、1ヶ月ずつ大切に過ごしていきたいと思っています。
さて、2月3日は節分。子供の頃から私の家では、祖父が音頭を取り煎った大豆を用意し、大きな声で「鬼は外!鬼は外!」「福は内!福は内!」と豆をまき、年中行事を行っていた。なぜ「年取り」というのか不思議に思っていたのだが、旧暦では立春の前日の節分が「年越し」となるので「年を取る」のが、その理由だ。また、なぜ豆をまくのかだが、昔の伝承で、京都の鞍馬山に鬼が出た時、毘沙門天のお告げで鬼に豆を投げつけて退治したこと由来するようだ。鬼の目は「魔の目」つまり魔目であり、転じて「魔滅」という語合せによる解釈も加わっている。
日本には昔から年中行事があって、その季節に応じた開催内容になっており、こうした行事の由来を知ることで、自分のルーツを意識することにつながる。
日々忙しく日常生活を送っていると、こうしたことをあまりにも意識することなく過ごしてしまい、結果としてあっという間に1年が終わっている、ということにつながっているのだろう。
毎日をもっと意識的に過ごすためにも、今年は年中行事を意識しながら生活してみようと思っている。