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2017.10.19
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の藤井武です。

この頃とても寒いですね。12月頃の気温だとか。皆さん体調には十分お気をつけ下さい。

最近はっと、感じたことで物事の判断をする過程は、様々な要素が絡まって行われている、ということです。何をいまさら、ですけれど。
人間は自分の置かれている状況に比重をおいて様々な判断をしがちですが、物事の本質を捉えた決定ができているのかというとそうではないことが多いと感じます。100点の回答を出し続けることは相当難解です。愚者は経験に頼り、賢者は歴史に学ぶ、という言葉もあります。

自分が見えていない事象や解釈は、世の中にはたくさんあり、色々な考え方があります。
自分が見えていないことを自覚するために最も効果があることは、新たな見識を得ることと思います。
ただし、漫然と情報を集めているのでは意味がありません。情報や考え方の意図が何なのか、踏まえて理解する必要があります。

世の中の科学技術の進展は目覚ましく、自分1人の経験や現状だけを踏まえた判断ほど危ういことはありません。今まで不可能であったことが可能になることは、様々な場面で起こっています。
こうした事実を前提におき、これからは物事の判断をしていくことが不可欠です。

身近な例としては、上司や同僚、部下の意見の評価や関与先様とのやりとりがあります。どの様な事実や考えに基づきその発言に至ったか、バックボーンとなっているものは何か、慎重に把握した上で論を進めないと単なる時間の無駄になります。

自分の考えだけに偏ったモノの見方をせず、様々な事実があることをできるだけ知った上で、自分の意見や考えをまとめる事で、他者にもより理解しやすい意思決定プロセスを身に付けたいと思っています。

2017.10.13
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の深澤です。
講演会の講師や結婚式の挨拶など上手な方を見るとスゴイなあと思います。
人前で話すことが苦手な私は、それを克服することが、この1年2年の課題でした。
そういった本も読んだり講演会も積極的に参加したり、人前で話す機会も意識的に増やしてきたつもりですが、なかなか難しいですよね。

そういったものの中で毎週見ているテレビがあります。日曜日の朝5時過ぎ位から30分放送している「テレビ寺子屋」という番組です。講師の方は著名人や専門家の方と幅広い方々で講師慣れしている方もいれば慣れていない方もいます。ただ慣れていない方の話しも、とても分かりやすくて感動する話です。オススメです。

なぜこんなに心にすっと入ってくるのかなと考えてみて自分なりの答えを出してみました。

自分が本当に考え抜いて努力したり苦労したことや、しっかり理解できていることを話しているからなのだと。

人前で話すことの基本を覚えることや慣れることは大事なことだと思います。ただそれ以上に話すことへの理解や想いがなによりも大事なことだと私は思いました。今後「人前で話すこと」がある時にこの想いを持ちながらやってみようと思っています。

では良い週末を。

 

 

 

 

 

2017.10.12
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の藤井武です。

先週、高知県へ出張しておりました。帰りのフライト前に訪れた、高知城天守閣から見下ろした高知市内の景色は、プライベートで訪れた数年前と変わらず、戦国、安土桃山、江戸時代初期の動乱と幕末の激動を想起させ、日本史を賑わせた土佐の英雄について物語りたくなるような素晴らしいものでした。

さて、今回は稲盛和夫さんのお話しを紹介したいと思っています。
稲盛和夫さんの略歴は言わずと知れておりますが、素晴らしい人間性をお持ちの経営者です。稲盛さんの著書も何冊か読んだこともあります。ベストセラーがずらり、ですね。
稲盛さんの言葉に、「心の座標軸を定める」というものがあります。「判断基準」、または「哲学」、「考え方」と言い換えられるものです。
稲盛さんが「京都セラミック」を設立して独立した時、稲盛さんを慕ってついてきた同僚や新たに採用した社員で自分のことを信じてくれている人から、様々な事案について相談され、これはよい、それはだめだ、など「判断」求められました。10の判断が必要な事案で、9つまではいい判断ができたが最後の1つの判断を誤ったことで、すべてが水泡に帰すこともあるので、物事の判断とは大変な責任を伴うものです。
判断基準をどこに置くか、稲盛さんが見出した方法は、「人間として何が正しいのか」という座標軸を持つことでした。これまで生きてきた中で教えられたこと、経験したことを通して得た「人間としてやっていいこと、やってはならないこと」を「心の座標軸」に据え、経営を行ってきたそうです。

達観した見識を得るには、それ相応の「修行」が必要であると思います。
独立までの間に身に着けた知識・経験に裏打ちされた、他人に簡単にまねできない「心の座標軸」は、稲盛さんだからこそ構築できたものです。まねる事など、できはしません。
私なりの「心の座標軸」は、定まっている、などと言えるレベルではありません。
大経営者の背中は、とてつもなく大きく広い、と感じました。

2017.10.11
カテゴリ : 日々つれづれ

上毛労務 薗田直子です。

新潟県燕三条地区は、古くから刃物や洋食器などの金属加工が盛んな土地だ。
柳宗理などのデザイナー作品やノーベル賞の晩餐会で使用されるカトラリーをはじめとし、世界的にも認められる金属製品が生産加工されている。ここには手仕事、職人仕事を要する小規模の工場が数多く点在している。
先週末、燕三条でものづくりの現場を楽しみながら見学・体験できる『工場(こうば)の祭典』にでかけてきた。

まず目を引き、秀逸なのがデザイン。ピンクの斜めストライプがシンボルで、パンフレットはもとより工場の塀や入り口もピンクテープでジャック。グレー調の工場にピンクテープ一本でコストをかけずにイメージチェンジ。
各工場で熟練の職人さんから、お母さん、若者まで、揃いのピンクストライプTシャツで出迎えてくれた。

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実際に研磨を見ながら「機械化できることと、職人仕事の違い」「高価なスプーンの見分け方」を聞いたり、スプーンの材質の違いを感じスープを飲む「効きカトラリー」を体験したり、各工場それぞれに「モノづくりを身近に」と嗜好を凝らした案内や体験が用意されていた。

最後に訪れた工場で「人手不足でもこういったイベントで興味をもってくれる人もでますよね」と話したところ、『実は、先ほど案内した彼は2年前のこの祭典がきっかけで入社したんですよ』と。ご本人は「まだ未熟なのバレるじゃないですか~」と照れていたが、いやいや堂々とした説明だった。

今年で5回目になる工場の祭典
カトラリーなど一般の人が手にするモノを製作しながら、それまでは一般の人と接する場がなく「工場は閉じられたスペース」だった。一般の人が入ることのない「工場」をオープンにしたことで、様々な変化が起きたという。

子供をはじめ不特定多数の人が出入りする為、危険のないよう工場内はどこもきれいに整頓されていた。
今まで黙々と行っていた手仕事に、目の前のユーザーが「スゴイ!」と認めてくれる。ここは職人さんたちが自社や自身の技術や製品を誇らしく語る場でもある。そして今まで見えていなかったユーザを意識するようになったそうだ。
ガイドブックに書いていない、こんな話を聞ける場でもある。

この祭典の効果は計り知れない。

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2017.10.10
カテゴリ : 日々つれづれ

何年かぶりに、うどんを打ってみました。

特別美味しいというわけでもなく、普通のうどんができました。こねている時に水が少ないような感じだったが、出来上がってみればそうでもなかった。休日のお昼。高2の息子と2人で食べた。うまいという言葉は、息子から出なかったが残さず食べた。旨いという程ではなかった。うどんだけでは、男の子には物足りないだろうと思い、唐揚げを3つおかずにご飯をたべた。3人兄弟の一番下が、高校2年生になった。休みの日のお昼ご飯を、自宅で2人で食べたのは、この子が一番多いかもしれない。兄2人がミニバレー、母親同行。保育園から小学校低学年までは、休日結構2人で過ごしていた。といっても、家でそれぞれゲームをしていただけだけど。

日曜日の午前に「男子ごはん」というTV番組がある。見ていると、食べたくなる時もよくある。冷蔵庫の中を思い出し、いけそうならば多少は違っても作ったこともある。2人だけの時に限らず、そんな休日の昼を何回か過ごすと、珍しいものが出ると「何これ?男子ごはん?」という言葉がでてくるときもある。どこかに出かける訳ではないが、それはそれで・・・・。     吉田 典佳

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