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走行距離税
2022.11.07

こんにちは、沢田です。

先月末に行われた政府税制調査会にて、自動車の走行距離によって課税する
「走行距離税」なる案が出され検討に入っているようだ。

実際には数年前から検討されていたようだが、その背景には自動車保有者の減少、
ハイブリッド車や電気自動車の普及により、自動車税、ガソリン税の税収が下がってきていることがある。

これは都市部の自動車に乗る機会が少ない方にはさほど影響がないのかもしれないが、
移動手段がほぼ自動車になる地方では、税率にもよるが大きな負担になり兼ねない。

また、運送会社などの物流企業においても経費負担が増すことになるわけだから、
当然運賃に転嫁することになり配送費もあがることになる。

日本ではすでに自動車に対して自動車税、自動車重量税、ガソリン税、消費税など何重にも課税されている。
さらにここ数年のガソリン高騰、材料不足による自動車価格の増加など、自動車に乗っているだけでもこれだけ金がかかるのだ。

弊社のある群馬県も自動車保有率全国1位であり、自動車がなければ移動にはかなり困る。

これ以上の負担となるようなら相当反発の声があがりそうだ。

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