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2017.11.14
カテゴリ : 農業

先週末、レタスやホウレン草、ブロッコリーなどの野菜が高騰というニュースがTVで流れていた。先月の長雨、台風の影響ということである。ちょうど、ホウレン草農家へ行った帰り道だった。そういえば、先週わが家の冷蔵庫に入っていたブロッコリーは、大きな塊ではなく、1つ1つをバラバラにしてビニール袋に入っていた。その時私は「料理する手間を省いたのか」と思ったが、買ってきた人は「間引いたんじゃないの」と言っていた。(ブロッコリーは間引くようなことはしないと思ったが、余分なことは言わない)もしかしたら、ブロッコリーは、所々茶色部分があって出荷できないという話なので、大丈夫な部分だけを集めて出荷していたのかもしれない。少ない数であれば可能だろう。
先ほどまで、その農家での話題の一つがその高値の話だった。長雨のため、路地栽培のホウレン草が出荷できず、市場に出回るものが全体的に少ないということだった。その農家は、ハウス栽培だけなのでそれほどの影響を受けず、出荷できているため今は少しでも多く出荷したい、ということだった。今年は、昨年に比べ価格が安かったため高値になっていることを、喜んでいた。しかし、その人の予想では、そろそろ値段も下がってくるらしい。
TVでは野菜の値段が高くて家庭は大変だといっているが、高くて喜んでいる人もいる。自然の影響のため仕方ないことなのか。自然に影響されずに育った野菜が、一般的になる時代が来るのだろうか。     吉田 典佳

2017.10.31
カテゴリ : 農業

2週末連続台風となる秋の長雨がやっと終わった。
この辺りの稲作農家では、稲刈りの予定が半月くらいずれ込み、それぞれの方々が遅れた分その後作業が早く終わるよう準備していることと思う。稲刈りの「機」に臨み、天候の「変」に応じて適宜な処置をとっているといった具合だろうか。やはり、自然の気候に大きく左右され、予定通りにはいかないと思う。
以前書いたが、中国の宋末期の時代小説を今読んでいる。(現在12巻)その中には戦の場面が出てくるが、指揮官である将軍や軍師が前もってどんな戦いをするか、相手はどう対応してくるかなどいろいろな想定をして前もって作戦をたてておく。しかし、いくら綿密な作戦を立てても、予想していなかったことが起きた場合、臨機応変な対応が必要となり作戦に頼りすぎると勝機を逃がす場合もある。
毎年11月末頃に、ある米麦生産の法人役員会に出席をしている。その場では、その年の米の収穫状況、品質情報などが報告され、麦の作付け状況が報告される。また、稲刈り時の反省などもされる。今年は、雨での遅れが中心になるとは思うが、具体的にどんな対応をしていたのか、どんなことが聞けるのか。楽しみだ。なんて言っていると、怒られそう  吉田 典佳

2017.10.17
カテゴリ : 農業

昨日の農林水産省のメルマガに「フード・アクション・ニッポンアワード2017」という地域の農林水産物や、食文化を活かした魅力的な産品を発掘し、より多くの消費者に知ってもらうことを目的に農林水産省の主催で行われているものの記事があった。ようは、国産の農林水産物の魅力を活かしたもので、地域で頑張っているものが全国区になれるチャンスというものだと思う。2009年に創設され今年で10年目というものらしい。
今年応募のあったものから100産品が選ばれ、今月23日までHP上で消費者投票が行われている。その後、最終審査委員である大手百貨店や流通、外食事業者などによる受賞作品が選ばれる。選んだ企業が、それぞれが選んだ産品を扱い全国的に広めていくという仕組みになっている。
趣旨、目的も十分にわかる。この活動を農林水産省の方はどのくらいの予算で、どれくらいの効果を見込んでいるのだろう。ふと考えてしまった。もちろん、こういった事業に対して、必要、不必要といったことを言おうとはサラサラ思っていない。
頑張っている事業者や団体に対して協力や手助けとして、国として色々行っているのだと思う。そういった活動を一般消費者はなかなか知る機会がない。すべてを知ることも無理なのだと思う。       吉田 典佳

2017.09.19
カテゴリ : 農業

先週の新聞に、「農業規制改革に3本柱 「国家戦略特区」へ群馬県提案」という記事が出ていた。
群馬県は、国家戦略特区について、第4次の追加指定に向け、農業分野で新たな規制改革の提案を、内閣府に行ったというものである。内容は
1.外国人材の活用によるグローバル化への対応。
2.小型無人機・ドローンを活用した省力化技術の普及
3.農地集積の加速化の3つを提案。

「国家戦略特区」とは、1980年代以降、多様な分野で規制緩和が行われてきたが、既得権益を持つ関係者の反対で、後回しにされた規制、いわゆる岩盤規制全般について、突破口を開いていくものらしい。どのような分野かというと、医療、農業、教育、雇用。
最近、話題になっているのが、愛媛県今治市の「教育」に関する事業である、国際教育拠点の整備(獣医師系)だろう。特区であるにも関わらず、今現在は「保留」状態らしい。今の状態は、安倍総理の親しい間柄だったせいだけなのか、既得権益を持つ人たちの力は、一つも影響していないのだろうか。   吉田 典佳

2017.07.25
カテゴリ : 農業

今日7月25日は「土用丑の日」。と言えば、「うなぎ」。今年の夏は、あと8月6日がそうらしい。

土用丑の日に「うなぎ」には、諸説あるようだが、「平賀源内説」によれば、本来冬が旬である「うなぎ」が夏に売れない相談を受け、当時の風習であった「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」ということから、「本日丑の日という貼り紙をした」ところ、相談したうなぎ屋さんが大繁盛したことかららしい。それが本当かどうかは別にして、私はやはり冬ではなく「土用丑の日」というと、うなぎを食べようかと考える。

旬の時期に売れるのは当たり前。そうでない時でも、昔からアイデアがあれば売れたという、素晴らしい例だと思う。ただ、うなぎに関しては、高い、値段が高い。市場に出回る量が年々減少しているらしい。

うなぎの供給量は、農林水産省「漁業・養殖業生産統計年報」及び財務省「貿易統計」によれば、天然、養殖合わせた国産は、平成元年が41,000t、当時の輸入量が57,000t。平成27年で国産が20,100t、輸入が31,000tとなっている。途中、平成12年の国産・輸入合わせた供給量が158,000tをピークに100,000tを超えていた時期は20年近くあった。もちろん国産物も減少しているが、乱獲が原因で、ヨーロッパウナギが激減し輸出が制限されたことも、原因している。

完全養殖が難しいうなぎのような生物には、自然の力が大きく影響するのだろう。自然の力で、毎年、昨日までの生活を嘘のように変えられている、被災者がいる。しかし、私たちも、いままで自然をどんどん変えてきた。かといって、この便利な時代を捨てることはできない。

うなぎ供給量にしても公表されているデータと、実際の量は合致しないという。密漁等の不正があるようだ。それぞれの事情はあるのだと思うが、自然という大きな力に仕返しされないよう生きていきたい。

 

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