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褒める、認める
2022.03.14

上毛労務の今泉です。

先日、久しぶりに友人と話す機会がありました。その友人の子どもが、4月から小学校に入学するとのこと。しばらく会わないうちに大きくなったな…としみじみしました。
会話の中で、子どもが言うことを聞かなくて…という話も。前にテレビで元保育士の方が話していたことが印象に残っています。

子どもが言うことを聞かないとき、親御さんが叱るのは逆効果だそうです。
子どもの行動の理由はいくつかに分けられ、大きく次の3つがあります。
①「それをすることで、何か特別なことが起きる」こと【要求】
 例)宿題をすると、おやつがもらえる。
②「それをすることで、自分が『いなだな』と思うことから逃れられる」こと【逃避】
 例)片付けは嫌だ。でも、料理の手伝いだったら嫌な片付けをしなくていいならやる。
③「それをすることで、大人が自分に注目してくれる」こと【注意喚起】

注意が必要なのは「③」です。

もし、子どもの行動が③の「注目してくれるから」の場合、子どもにとっては「叱られること=注目してくれること」になります。それがうれしいと感じている可能性がある為、何度も繰り返すことがあるようです。
そんなときは、「叱られる行動よりも、いい行動をしたほうがポジティブに注目してくれる。そのほうがいい!」と分かってもらうことが大切です。例えば、リビングをバタバタ走っているときは何も言わず、静かに歩いているときに「素敵だね」と褒める。ごはんのときに「ふざけないの!」と叱るより「おいしそうに食べているね」と褒めるほうが、子どもには印象に残りやすく良いそうです。
どうしても周りの方へ影響等も踏まえ、よくない姿にはすぐに気づき対応することが多いですよね。でも逆によい行動をとったときには、「褒める」、「認める」。大人も同じですよね。
改めて意識しながら過ごすのも良いのかもしれません。

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