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女性活躍社会
2018.12.20

こんにちは、総務の藤井です。

 

 

先週末になりますが、就活に関連した企業の交流イベントに2日間連続で参加してきました。

 

金曜日は群馬県若者就職支援センターが主催した『女性のためのお仕事フェアin伊勢崎市』で、子育て世代の女性を中心に、今後のキャリアプランや仕事と子育てをどう両立したらいいかを学び、かつ、企業理解・職業理解を深めることを目的として開催されました。

女性と企業の交流の場を提供していただけるということで、弊社は私ともうひとり、まさしく今回の主旨にぴったりの女性社員を連れて、参加者の皆さんの今後の働き方の参考になれればといろんな経験談を語ってもらいました。

 

土曜日は群馬県立女子大学で行われた『群馬の未来創生フォーラム』というイベントで、若者の県内就職・県内定着をテーマとして開催されました。

こちらも最後に学生と企業の交流の場が設けられており、私どもの仕事に関心のある学生さん数名に業業務内容の説明などをさせていただきました。

こちらのイベントは特に女性に限定されたものではなかったのですが、開催場所が県立女子大だったためか女子学生の参加が非常に多く、意図せずして女性向けのイベントの様相を呈しておりました。

 

どちらのイベントでも参加者とお話しして共通して感じたことは、「女性の働き方は男性以上に多様性が求められる」ということです。

特に金曜日のイベントでお話しした方達は、結婚を機に群馬に来た方、実家の助けを借りつつ一人で子育てしている方、二人目の出産のタイミングで離職された方など誰一人として同じ状況の方はなく、実に様々な理由で今後の働き方を模索されていました。

 

あくまで私見ですが、女性の人生は外的要因によって変化させられることが多いと思います。

結婚、出産といった人生のイベントで実に様々な選択を迫られることになるのは、圧倒的に女性の側です。

そうした人生の分岐点において、どのルートを選択しても「あのとき違う選択をしていたら……」と選ばなかった道に思いをはせることも多いことでしょう。

でもほとんどの女性がそうした環境の変化にも柔軟に対応し、その状況下でのベストを尽くそうと努力されています。

私はそうした女性達の多様性を本当に素晴らしいと思い、そのしなやかな強さを同じ女性として誇りに思っています。

 

就労人口の減少問題を踏まえ、政府主導で女性の就労支援として、産休・育休の取得促進と賃金格差の廃止など様々な取り組みが推進されています。

一方で少子化対策として出生率の低下にも歯止めを掛けなくてはいけません。

現在、日本の女性には「バンバン子供を産んでほしい」「でも仕事もしっかりお願いね」という二つの課題が課せられています。

この両立は本当に難しいことだと思います。

その期待に応えるべく多くの女性が頑張っています。

そんな女性を応援しようと多くの企業が働き方改革に取り組んでいます。

でも、あえて両立を選ばなかった女性も多いのもまた現実です。

そんな様々な選択をした女性すべてが、自分の人生に後悔しない生き方ができる。

それこそが本当の女性活躍社会ではないかなと私は考えます。

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