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2017.05.11
カテゴリ : セミナー

藤井経営の藤井武です。

私どもの基幹業務に、税務申告を中心とした会計事務所としての業務があります。
営業エリアが広範囲(関東甲信越、東海、中部)になっていることから、いろいろな管轄における行政との対応が多くなっています。

“ローカルルール”と一言で言うとそれまでですが、同一の事例に対し、いくつかの選択肢が生じる場合、具体的にどうしたらよいか、非常に困ってしまいます。

前述のとおり、営業エリアが広くなっていることもあり、各種行政担当者様から、いろいろなご意見を賜る機会があるため、私どもの“引き出し”が多くなっている、と感じています。

もちろん、私どもは経営支援・税務会計における専門家として、業務依頼を受ける顧客利益の最大化のために、日々研鑽を積んでおりますが、業務経験を通して体得した“ノウハウ”ほど、実務においても役立つことはない、と感じており顧客のお悩みに応じた様々なご支援ができると思います。まずはご相談いただきたいと思います。

来週5月16日(火)14:00~16:00・弊社セミナールームにて、平成29年度税制改正セミナーを開催させていただきます。
ご参加の皆様には、これまでの知識の研鑽と豊富な業務経験を通して体得した“ノウハウ”を踏まえ、税制改正内容と今後の方向性等について、余すところなくお伝えします。
皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

2017.05.10
カテゴリ : 人事・労務

上毛労務 薗田です。

GW明けの週半ば、そろそろ日常業務のペースに戻った頃でしょうか?

次の大型連休は夏休みですかね?3ヵ月先ですね(笑)

 

『明日から一週間は仕事をしないで休んでいいよ!』

ある日突然、業務終了直前に会社から命令されたら・・・

安心して休めますか?「明日やろう」と思っていた仕事、どうしますか?

金融機関では年に1回、最低1週間連続して職場を離れる『職場離脱』制度があります。

金融庁の指導によるもので、全従業員を強制的に1週間職場から離し、この間、仕事に不正や不備がないか、書類のチェックや顧客とのやり取りなどの内部監査がおこなわれます。

職場離脱休暇、コンプライアンス休暇としたり、外部研修などに参加させるケースもあるようですが、顧客や職場との電話やメールは一切禁止とし、普段の業務からは遮断されるようです。

そして、不正防止という観点で行われるため、従業員には直前に通知されるケースも多いのだとか。

「この仕事は〇〇さんしかできない!」「〇〇さんがいないと仕事は回らない!」

職場離脱を運用するには、日頃からそんな状況を避けなければなりません。

長く同じ業務に定着している職場、仕事がデキる従業員がいる職場ほど、実は気を付けなければなりません。スピードも速いし、任せて安心、その人に頼む業務がどんどん増え、業務が集中してしまう・・・知らず知らずのうちに、その人にしかできない状況も生まれがちです。

そして、従業員も業務が山積み、休むに休めずどんどん疲弊してしまう・・・

事業を継続していく上でも、従業員に安心して気持ちよく働いていてもらう上でも、リスクが大きい状態ですよね。

職場離脱は、不正防止の観点だけではなく、個人に依存しない、業務が個人のものにならない状況をあえて作り出しているともいえます。金融機関が定期的にジョブローテーションをするのもそういった意味合いもあります。

そう考えると、連続休暇がとれる体制は経営のリスクヘッジになりますね。

2017.05.09
カテゴリ : 日々つれづれ

先日、伯母が亡くなった。2年くらい前から認知症がひどくなり、家族のこともわからない状態だった。そういえば、祖母も認知症になり夜中に徘徊というようなこともあった。誰もが、亡くなるときは周りの人に迷惑をかけず、ぽっくりと死にたい。と思うものだが、すべての人がそんな訳にはいかないものだ。

家族名義の預金からお金を引き出す場合、キャッシュカードがあり暗証番号がわかれば金額の制限はあるものの引き出しは可能である。窓口での引き出しには、金融機関によって違いはあるようだが、委任状が必要となるようだ。

仮に親が認知症になり、親の介護費用として親名義の口座からお金を下ろそうとした場合、窓口での手続きでは委任状が必要となる。しかし、認知症の方に委任状が書けるだろうか。書けたとしても有効なものとは言えないだろう。

認知症ということを金融機関に伝えれば、その方の口座は凍結となるようだ。

昨日、「家族信託」という資産の管理方法についての研修会に参加した。「家族信託契約」の手続きをしていれば、そのような場合でも問題ないようだ。他にも「後見人制度」などの対策はあると思う。

今はまだ、あまり聞きかない「家族信託」という言葉だが、これから結構耳にすることになるかもしれない。

2017.05.08
カテゴリ : DAILY TIPS

おはようございます。

上毛労務 岩野です。

 

とうとうGWも終わり、お休み中、旅行やゴルフなどで英気を養い、

本日から仕事を開始される方も多いと思います。

 

私事ですが、GW中に数年ぶりに高校の同級生数名と会い、一緒に食事を

しながら学生時代の話で盛り上がったのですが、40歳も過ぎた中年の

集まりにもなると、話題はしだいに「健康」に関することになり、

仕事とともに、体についても大きな転換期を迎えていることを心の底から

感じました。

 

ある雑誌を読んでいたところ、会社のトップと言われる人は、ジョギングや

ヒルクライムに挑戦したりなど、継続的に運動をしている人が多いそうです。

特にジョギングは脳が活性化され、思考力や判断力が増す効果があり、

ダイエット効果だけでなく、脳のトレーニングにも効果があるそうです。

 

ほとんどの方は適度な運動は体にいいことはわかっている。しかし、現実は

限られた時間の中で、運動への時間を捻出するのは難しいという方も多いので

はないでしょうか。

 

そんな時、私はいつも「3日間だけやってみよう」とハードルを低く設定し、

軽い気持ちで始めます。

いわゆる、3日坊主です。その3日間の繰り返しを習慣化してきました。

まずは、やってみよう。

勉強でもスポーツでも初めの一歩はいつも一緒のような気がします。

 

今年もまた、藤井経営は県民マラソンの協賛企業となり、社員の健康増進の一環

として取り組むこととなりました。

弊社副社長より「社員みんなが健康で生き生きと働き、最高のパフォーマンスが

できるように」と考えてくださったこと。

 

社員に健康になってもらいたい!という会社からのメッセージをしっかりと受け取り、昨年に引き続き、県民マラソン参加に向けて体力作りをしていきたいと思います。

 

2017.05.04
カテゴリ : DAILY TIPS

藤井経営の藤井武です。
大型連休も後半に突入し、4日・5日は早くも Uターン
ラッシュが、各高速道路において想定されています。
遠方へお出かけの方も多いと思いますので、くれぐれ
も交通事故等にはお気を付けください。

先日、かねてよりお話をお聞きしたいと思っていた
医療法人伯鳳会、五葉会 理事長 古城資久
(こじょうもとひさ)先生のご高話を拝聴する機会に
恵まれました。
古城先生は地元兵庫県赤穂市の病院を事業承継後、
M&Aによる病院買収により事業拡大を達成されてお
り、この業界でその存在を知らない人はおりません。

先生のお話の中で、今後の会社経営にあたり、改めて
心に留めておきたいことをまとめると・・・

<現代の経営は、チーム経営の時代>
社員の意識改革を推進するためには、適切な役割とそれ
に基づく仕事を設定し、最高度の業務推進力を創造す
る。
そのため、役職者の選定を誤ると社員の意識改革は不可
能となる。仕事ができる事、能力がある事や上位資格が
ある事とリーダーの素養は全く別物である。

<自立的(自律的)社員の誕生>
自立的(自律的)社員とは、経営を主体的に考える
社員である。
社員に財務諸表を全開示し、会社の“現状”を知っても
らい、社員がやりたいことが可能なのか、それが会社の
経営理念に合致するのか、共に考える。
改革を実践するのは社員自身であり、道しるべを示す
のが経営者である。

<兵は神速を貴ぶ>
経営上の課題は多い。一つの課題解決にこだわり、
時間を費やし、同時に進めなけらばならない課題に手が
つかないことで、改革は大幅に遅延する。
100点を求めるのではなく、60点できたら次の課題
へ進む。

<事業拡大にあたって>
いかにうまみがある事業でも、自分が嫌いと感じる事業はやらない。
自分が好きと思うことでないと他社には勝てない。
新事業がうまく行かないことで企業の存続が危うくなる
様な事業には手を出さない。また、過半数の人が賛成す
る事業は、すでに陳腐化している。

経営に王道はありませんが、成功者の言葉ほど重みの
ある事実はない、と思うところが多々あり、非常に貴重
なご講演でした。

株式会社藤井経営
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