50代からのバイクライフ

こんにちは、総務の藤井です。

私事ですが、昨年初めてバイクの免許を取りました。
18歳で自動車免許を取ってから、これまでバイクに乗ったのはたったの1回。
【卒業旅行で行った礼文島での3時間のレンタルスクーター経験】から30年間、全く乗ったことがありませんでした。
しかしながら昨年から続くコロナ禍での自粛期間の長さに辟易し、密にならずに、その行為自体がレジャーになるバイクに乗ってみたいという気持ちが強くなり、二輪免許の取得にチャレンジすることとなりました。
しかも「どうせ取るならどんなバイクでも乗れるよう大型二輪免許にしよう」などと無謀なことを考えて、50代にしてほぼゼロからの免許取得挑戦です。

教習所では「先に普通二輪を取って、慣れてから大型の方がいいのでは」とのアドバイスもいただいたのですが、そこまで長期間費やすのは難しいし、自分の性格から普通二輪に満足してしまったらその先に進まなくなってしまう懸念もありました。
いざ教習が始まっても、先の長い教習時間と思っていた以上の筋力の衰えに、「本当に大型なんて取れるんだろうか」と不安になることもありました。
そんな時はある人に言われた「これからの人生で今の自分が一番若い」という言葉で自分を鼓舞して、少しずつできることを増やしていきました。
コロナ禍で安全対策を十分に行ったうえでの教習だったため時間も少々かかりましたが、それでもどうにか5か月ほどで無事に大型二輪の免許を取ることができました。

今はバイクにとってはオンシーズンで、休日に出かけると何台ものバイクと行き会います。
私はまだまだ初心者なので、皆さんの迷惑にならないよう交通量の少ない道や人出の少ない目的地を選んで、2~3時間走ってきます。
飲み物も持って出かければお店や自販機に立ち寄る必要もないので、足の向くまま気の向くまま。
スローなバイクライフを楽しんでいます。

コロナ禍でバイクや自転車の人気が高まっていますが、同時に二輪の事故も増えているそうです。
せっかくとった免許ですから、年齢に見合った落ち着いた運転で細く長くバイクライフを楽しもうと思います。

写真は先週初めて行った梨木温泉。
初めての峠道に冷や汗の連続でした。