厚生労働省委託事業『育児プランナー』に就任しました

上毛労務 薗田直子です。

この度、平成29年度厚生労働省『中小企業のための育児・介護支援プラン導入支援事業』の「育児プランナー」に就任しました。

『子育てと仕事の両立』は働き方改革のテーマの一つになっています。
平成28年度の育児休業取得者の割合は、女性81.8%と過去最高の水準に達しましたが、第一子出産後復帰して仕事を続けている女性の割合は53%と、半数近くが仕事を断念している状況です。これは、女性だけで解決できる問題ではなく、保育の受け皿といった社会的な整備、夫の育児・家事への参加、そして勤務先企業の支援と三本の柱で支えることが必要になってきます。

中小企業でも育児休業についての理解は、この数年でかなり進んだように思いますが、「育休中の急に人の確保ができない」「マイナス1で現場が回るのか?」「職員が本当に復帰してくれるか?」といった不安はよく耳にします。
育児休業に関わらず、今後休業者が出た際に「特定の人の負担にならないための」業務体制や、しっかりと自身の仕事に責任をもった上で「お互い様」でサポートし合う意識の醸成は職場ぐるみでつくっていくことが大切です。

育児プランナーは、企業を訪問し、中小企業の実情にあった『育休復帰支援プラン』策定を支援するという役割を担っています。

ご興味のある企業様は是非ご利用ください。
厚生労働省より事業を受託している株式会社パソナ様が問い合わせ先となります。
株式会社パソナ育児・介護支援プロジェクト http://ikuji-kaigo.com/