象つかいの象

おはようございます。

上毛労務の岩野です。

 

先日、とあるところで「象つかいの象」の話を耳にしました。

象つかいの象は、大人になっても1本の杭で繋がれ、飼われているそうです。

象といえば強靭な力があり、車をひっくり返したり、家を壊すほどの力を

持っているはず。しかし、なぜそんなに力をもっていても大人になった今も

逃げだそうとしないのか。

 

象つかいの象は、小さな頃から1本の杭で繋がれ、初めはそれが嫌で何日も

何日も暴れ、逃げ出そうとするそうです。しかし、まだ小さな象にはその杭を

抜くことはできなかった。その繰り返しにより、象はしだいに、ここから逃げる

ことはできないのだと思い、大きくなった今も、逃げることをあきらめてしまっ

たという。

 

つまり、偽装限界だ。

 

みなさんの中で、今までできなかったからと言って、考えること、チャレンジ

することを諦める人はいませんか。

 

今、まさにその固定概念を覆し、考え、発するときを迎えているように

感じています。

 

少しずつでいい。

企業とそして自分自身を成長させていく。

経営者とそこで働くすべての人たちが、その視点を持ち、その先を見て、

同じ方向に向かって、取り組む必要があるではないでしょうか。

 

その際に必要となるのが、過去の経験。

過去の経験を振り返り、未来へチャレンジする。

 

象使いの象の話を耳にし、自分自身のおこなってきたことを振り返り、

今後に活かしていきたいと思いました。