自転車に乗る時のルール

おはようございます。上毛労務の今泉です。

毎日寒い日が続きますね。
今朝の自宅の外気温は0度で、車の窓ガラスも凍っていました。社会人になってからは車で通勤していますが、中学生や高校生の頃は寒さで顔や手足が痛くなりながら自転車で通学していたな…と思い出します。
また、昨年より新型コロナウイルの影響もあり、蜜を避けるため通勤を自転車に切り替えた方もいるのではないでしょうか。

今年4月から群馬県交通安全条例の一部改正により、自転車に乗る際のルールが変わります。
押さえておくポイントは次の2つ。
○自転車保険の加入義務化
○自転車に乗る際のヘルメット装着の努力義務化
現在は自転車保険に「できるだけ加入してください」というお願い的な範囲ですが、4月以降は「自転車に乗る人は、必ず保険加入しなければならない」となります。
ただ、加入しない場合の罰則規定はないそうです。

群馬県内の自転車に関する事故は2014年以降、減少傾向にあるものの、それでも年間2,000件以上発生しています。中には、自転車で事故を起こしてしまった場合の相手への補償も、高額なケースでは約9,500万円となった事例もあります。今回の改正は、そういった重傷事故や死亡事故が背景にあります。
県では、公式ホームページで「県で認定した自転車保険」を紹介したり、群馬県あるあるで人気のマンガのキャラクターを使ったポスターを制作したり啓発に努めています。

ご自身やご家族など大切な人を守るために、万が一に備えて見直してみてはいかがでしょうか。