火災保険

おはようございます。小暮です。

令和3年1月に火災保険が改定されます。令和元年10月に続く改定です。改定といってもほとんどの地域が値上げです。(地域や構造によって値上げ幅が違います。)
改定の背景には皆さんが感じているとおり、近年の風水災の災害が多くなってきたからです。
日本損害保険協会のホームページで風水災の損害保険金支払いランキングを調べてみると近年の災害が上位を占めているのがわかります。
1位 平成30年台風20号10,687億円(大阪・京都・兵庫等)
2位 令和元年台風19号 5,826億円(東日本中心)
3位 平成3年台風19号 5,680億円(全国)
4位 令和元年台風15号 4,656億円(関東中心)
8位 平成30年台風24号 3,061億円(東京・神奈川・静岡等)
9位 平成30年7月豪雨 1956億円(岡山・広島・愛媛等)

今回の改定は平成31年までの自然災害を基準にしています。ですが、この上位ランキングには令和になってからの災害もありますので再来年も値上げ?と考えてしまいます。火災保険は最大10年契約ができます。満期が近い方で1年更新タイプに加入している方は風水害の補償の見直しと長期契約も考えてみるのも良いかもしれませんね。