本から得る知識

藤井経営の藤井武です。

今日は3月15日、確定申告の提出最終日です。弊社も会計事務所を母体にした会社ですので、この時期は毎年業務が集中してしまい皆大忙しになっています。

先日「思考の整理学」の著者外山滋比古さんのコラムを読んだ。標題がショッキングで、“読書が役立つのは30代まで”で“40歳を過ぎたら本に頼らず、自分で考えることが必要”とあった。
読書で得る情報を糧にしており、仕事を行う上での仕入と考えているので、ドキッとした。

外山氏のこころは、他人の知らないことを知っていたりすると優越感を持ち知識があることで人間的にどんどんダメになっていく、であり、他人のマネをしてみても他人の人生の亜流にすぎない、と締めくくっている。

なんだか、自分のことを見透かされたようで、妙に恥ずかしい気持ちになった。
以前にもこのブログで書いたが、かの有名な孔子も「四十にして不惑」といっている。

人間的な成長が試される年齢になっていることを改めて実感した、今日この頃である。