暑い!

藤井経営の深澤です。

「暑い!」ですね毎日。ということでBLOGを書こうと月初に思っていましたが、天候不順で冷夏みたいですね。

今現在の今年の最高気温は39.8度みたいですが、4年前には高知県で41度の公式での日本最高気温が測定されていて、関東では熊谷市で10年前に40.9度が測定されています。群馬県ですと館林市でやはり40.9度が測定されています。

暑い寒いの時に新聞に取り上げられるのが経済効果です。
平均気温が1度高いと月500億円以上の経済効果とか様々な数字が出ていますが、実際は高い消費の反動もありますので、算定難しいですよね。

あまり話題にはなりませんが、これだけ平均気温が上がると他にも大きな変化があります。
「農作物」です。米や麦も大きく関係しますが、多種多用な品種改良の努力の結果で作付け品種の変更で対応できる部分もあるようですが産地としての誇りをかけて長年努力をしてきた品種を変えざるえない悔しさは私には想像がつきません。
そして、なにより大きく変化を及ぼすのが「果樹」です。気候の変化により、今まで出来なかった地域で可能になることもありますが、例えば「りんご」美味しい「りんご」を収穫するには寒暖差や気温の低さが必要となる果物で、当たり前ですが収穫出来る状態にするには1年では出来ずに5年以上かかります。
大規模多品目で様々な果樹栽培をしている果樹園を除いて、「りんご」を主でしている果樹園は、どこかでりんご果樹園をあきらめなくてはいけない時が来てしまうかも知れません。
私が知らないだけで世の中には農業だけではなく、様々な変化によって変わらざるえない事が沢山あるのだと思いますが、品種改良によって北海道を初め日本全国で米が作れるようになったように、これから起きる様々な変化に沢山の方々が振り回されないで前向きに生きていけるといいですよね。