藤井経営の藤井武です。
先日、7月18日に聖路加国際病院名誉院長である日野原重明先生がお亡くなり、105歳のご長寿を全うされました。
日野原先生は、成人病と言われていた脳卒中、心臓病などを習慣病と呼び、70年代から病気予防に関しての注意喚起をなさり、いまでは当たり前のように言われている生活習慣病対策の先駆けでいらっしゃいました。
日野原先生はまさに生涯現役で、100歳を超えて医師としてご活躍なされていたことは周知のことと思います。
著書も多数あり、エッセー集「生き方上手」が大ヒットしておりました。
先生は、80歳を超えてからは1日の摂取カロリーを1,300キロカロリーにするなど食事に関して非常に気を使われていたようです。
腹八分目を常とし、日常生活のリズムを崩さないことを心掛けておられたのではないかと思いました。
毎日一定のリズムを保つ、とても難しいことです。なかなか実践できることではありません。
日野原先生の人並み外れた強い意志を感じずにはおれないエピソードです。
1日の睡眠時間が短い(4時間半から5時間)ことを知ったときは驚きました。
ついつい休日などではいつもの生活リズムを崩して朝の起床時間が遅れたり、暴飲暴食をしている私ですが、100歳まで現役医師を続けられた日野原先生に比べて、今の私が置かれている状況が大変とは口がさけても言えません。
日野原先生のご逝去を知り、これまでの先生の人生の振り返りを拝見すると、日野原重明先生は偉大な医師であり、偉大な人生の先輩であったことをあらためて思い返し、今後の自分の生活習慣をしっかりと正していきたいと思っています。