心を若く

おはようございます。上毛労務の今泉です。

突然ですが、日本の65歳以上で働いている方の割合はどのくらいだと思いますか?
15歳以上で働いている人口の約12%(6,800万人中875万人)となっており、年々増加しています。顧問先へ伺ってみても元気に働く姿を見かけたり、経営者の方からも「年齢に関係なく若い」という話をよく聞いたりします。

しかし、年齢を重ねるにつれて変化はどうしても起こるもの。それは身体だけでなく、心も同じなのです。

ある有名大学の教授の学説では、「若い心」と「老いた心」の2つがあり、心が老いると物事への関心が変化するとされています。
若い心を持つ人は、新たなものへの関心や好奇心旺盛にチャレンジを好む。老いた心を持つ人は、どのように現状維持できるかというように慣れ親しんだ範疇から出ない傾向があるといいます。
毎日同じ事をしているだけでは、新たな気づきや学びを得る機会はそれほど多くはありません。ゼロから一を作るプロジェクト、高い目標達成への挑戦、失敗を巻き返した逆転など、自分には大変、辛いことでも成長するチャンスであり、心を鍛えるきっかけにもなります。

心は何歳で若い心から老いた心になるというものではありません。30歳代でも老いることはあり、70~80歳でも心が若く、新たな事に関心を持ち続ける人も数多くいます。
日々を過ごす中で喜怒哀楽する色んな事がありますが、自分の糧にして、心を若くいたいものですね。