心の教養

藤井経営の藤井武です。夏の甲子園は花咲徳栄高校が埼玉県勢として初優勝を果たし、幕を閉じました。群馬県代表の前橋育英高校を破った花咲徳栄高校が優勝を達成したことで、前橋育英高校としても意義のある今回の夏の大会であったと、一群馬県民として感じていいます。

日々忙しく毎日を過ごしていると、目先の業務に追われ、あっという間に1日が終わっている、ということがよくあります。以前にも、限りある時間を有意義に過ごすためには、目的をもったスケジュールを組むことが重要であることを記しました。
目的をしっかりと持ち自分が行うべきことに真摯に向き合い実践していくことは、達成感を感じられ心にゆとりをもたらしますが、ワンステップレベルが高く、創造的な仕事に取り組むにはどうしたらよいのでしょうか。

秘訣は、心の教養を高めることだと思います。新しい情報や考え方を取り入れ、積極的に取り入れていく姿勢が不可欠です。一言でいうと、創造力になります。
これは身に付けようとしなければ、いくら規則正しく目的をもって生活を送っていてもなかなか身に付きません。

心の教養を高める手段は、旅をして知らない世界や新たな考え方、見たことのない景色に触れること、を挙げる方が多いと思います。
私はどちらかというと出不精で、休日もあまり外に出歩く、といくことをしませんでした。旅をすることで新たな知見や文化に触れ、実際にモノを見て歩くことで視覚から入る情報は脳裏に焼き付き、思索にふけることで想像力をかきたてるのだと思います。

9月には、医療福祉介護施設の視察で、海外に行く予定です。日本国内では現在取組事例のない先進的な事例を見学できるので非常に楽しみにしています。
今回の視察は、研修としての新たな知識を増やす機会ではありますが、自分の心の教養を高める“旅”としてとらえ、今まで知らない文化や人、考え方に触れることで、心も一回り成長させて帰国したいと思います。