人口知能の活用

おはようございます。
上毛労務 岩野です。

暑い日が続きますね。
高校野球夏の地区予選が開催される中、各地では35度を超える猛暑日。
群馬県館林市では38度を記録しました。

さて、先日、厚生労働省が診療報酬を審査する「社会保険診療報酬支払基金」の
合理化策を公表しました。内容は報酬支払いの審査に人工知能(AI)を活用し、
2022年までに審査の9割についてコンピューターで処理することを決め、
都道府県ごとにばらつく支払いルールをできるだけ統一し、業務の効率化を
進めるということ。

現在、医療機関から報酬の請求を受けると、基金の職員や医師らが明細書を
審査している。これを、AIを活用して業務の大半をコンピューターだけの
審査に切りかえるシステムを20年度までに完成させるという。

システム完成後もコンピューターだけで対応しきれない一部の審査は職員ら
が担うとはいうものの、新規採用の抑制などで現在の職員数の2割にあたる
約800人を減らす方針を示した。

いよいよ人だけがおこなってきた仕事にコンピューターが参入してきた。
コンピューターではできないこととは・・・。そして、コンピューターを
活用し、どんなサービスを提供できるのか。

どの業界もその答えを見つけ出し続けない限り、企業の存続と雇用の安定は
立ち行かなるのではないでしょうか。
そのためには、経営者だけでなく、そこで働くすべての人たちが常に
その意識を持ち、考えを絞り出さなければなりません。

目を閉じて、耳を澄ますと、すごいスピードで進んでいる時間の流れを
感じとることができるような気がします。

東京オリンピックまでの3年間。特に時間の流れが加速していくように
感じています。