おはようございます。上毛労務の今泉です。
新型コロナの感染拡大により、リモートでの仕事をする方が増えましたね。学校の授業や研修等も同様になっています。
そんな中、短期間で社会問題になりつつあるのが「リモートハラスメント(リモハラ)」。
自宅でビデオ会議システムを使う際、上司や取引先による優越的な関係を背景に、私的なことへ踏み込む言動やリモート飲み会の強要もあるのだそうです。
また、本人ではなくご家族が心配し弁護士に相談するケースも。
ビデオ会議のたびに上司から厳しく怒られたり、深夜に仕事の進捗を確認されたりと、リモートにより人との距離が離れたことで不満が募り言動が悪化したことも理由にあるようです。
一方で、人との接点が減ったことで関係性が良くなった話や、巣ごもりが続いていることで夫婦仲が良くなった話も。
夫婦間の会話が多くなり、今までは何をしてもらっても無言でしたが、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えやすくなったそうです。
リモートによりいろいろな気づきや変化がありますね。
自分では気づけないことも他者の目に触れることで違う視点での反応があり、自分自身を振り返る機会にもなる。
この気づきや変化もリモートの副産物なのかもしれませんね。