プロの仕事

こんにちは、総務の藤井です。

 

暴力的ともいえる酷暑が日本列島を蹂躙しているここ数日ですが、弊社では造園業者さんに数年ぶりに外構の植木の手入れをお願いしました。

 

弊社の外構にはいろいろな種類の樹木が植えられていて、四季を通じて景観を楽しめるようになっていますが、素人にはそのお手入れも悩みのひとつでもあります。

「勢いがあるのはいいことだ」とばかりに放っておいた樹木の数々は自由奔放に枝葉を伸ばし、駐車スペースに越境したり電線まで届いてしまったり社員の通行スペースの邪魔をしたりとやりたい放題でした。

剪定ハサミやノコギリで多少の枝打ちなどもしておりましたが、すくすくと上にも横にも育つ花梨の木に素人の限界を感じ今回の依頼となりました。

 

丸一日掛けてすべての樹木の剪定と草むしりまでやっていただいたのですが、その仕事ぶりはやはりプロの仕事だなと驚嘆するばかりでした。

勝手に植樹して根元から大きく分かれ横に広がってしまった花桃は、余分な枝をばっさりと切ってすっきりとした出で立ちに。

好き放題伸びてたんまり実を付けた花梨も、高所作業車を使用して高さを抑えた綺麗な形に整えられました。

チクチクと痛くて近寄れなかった柊もさっぱりと刈りそろえられ、これで社用車を使用する際も邪魔されることはありません。

 

どの枝を切ってどの枝を残すのか。

最終的に仕上げたい形をイメージして、不要な枝は大胆にカットする。

その植物の特徴をよく知っていなければできない仕事だなと思います。

どのような仕事でもそうですが、その道のプロというのは自分の仕事に精通しているからこそ思い切ったことがやれるのだなと感嘆しました。

 

ということで、お客さまが来社される際はプロのおかげでグンと見栄えの良くなった樹木達が皆さまをお迎えいたします。

今のホスト役は赤と薄紫の百日紅。

ご来社の際は少しだけ目を留めていただけると幸いです。