昨日の農林水産省のメルマガに「フード・アクション・ニッポンアワード2017」という地域の農林水産物や、食文化を活かした魅力的な産品を発掘し、より多くの消費者に知ってもらうことを目的に農林水産省の主催で行われているものの記事があった。ようは、国産の農林水産物の魅力を活かしたもので、地域で頑張っているものが全国区になれるチャンスというものだと思う。2009年に創設され今年で10年目というものらしい。
今年応募のあったものから100産品が選ばれ、今月23日までHP上で消費者投票が行われている。その後、最終審査委員である大手百貨店や流通、外食事業者などによる受賞作品が選ばれる。選んだ企業が、それぞれが選んだ産品を扱い全国的に広めていくという仕組みになっている。
趣旨、目的も十分にわかる。この活動を農林水産省の方はどのくらいの予算で、どれくらいの効果を見込んでいるのだろう。ふと考えてしまった。もちろん、こういった事業に対して、必要、不必要といったことを言おうとはサラサラ思っていない。
頑張っている事業者や団体に対して協力や手助けとして、国として色々行っているのだと思う。そういった活動を一般消費者はなかなか知る機会がない。すべてを知ることも無理なのだと思う。 吉田 典佳