結果にコミット!

上毛労務 薗田直子です。

「結果にコミットする」というキャッチフレーズと、森本卓郎さんやエドはるみさんのビフォアフターのダイエットCMが印象な『Rizap(ライザップ)』。先日、電車の中吊り広告でダイエット産業だけではなく、英会話やゴルフ、そして料理教室まで展開をしていることを知った。

どれもプログラム開始時に目標を設定し、その人が望む体型や目標に到達することをコミット(確約)することを売りにしている。

ライザップの特徴はマンツーマンによる徹底したフィードバックだ。
ダイエットの場合、1日3日の食事を写メでトレーナーに送り、トレーナーから即時にフィードバックが戻ってくる。2か月間のトレーニング期間で180通ものメールを送り、受けとることになる。

『フィードバック』とは、耳の痛いことを伝え、目標達成のために状況を立て直することだ。
ダイエットをはじめても「今日だけ免除!」「明日から・・・」という気のゆるみでいつの間にか立ち消えた、なんて経験を持つ人も多いと思う。ダイエットも英会話も自分一人ではなかなか続かず、横道に反れたり、フェードアウトしてしまう。結果を維持するには、習慣を変えることが大切になる。そのために軌道修正しながら、継続するために寄り添うのが、トレーナーのフィードバックになる。
相手にしっかりと向き合い、鏡のように事実を伝え、目標に向かって働きかける。コーチングでもティーチングでもなく『フィードバック』だ。

これって、私たちの仕事と通じるところがある
経営者に寄り添い、信頼関係を築いていく。毎月の経営状況や労務環境を把握し課題を見出す、企業の発展のため時には耳の痛いことを伝えていく。そして、将来にむかっての計画をともにつくっていく。
違うのは、ライザップは短期間の支援だが、私たちは長きにわたる支援だということ。
「コミット」の結果は、数字だけではなく、企業の価値、発展になってくるだろう。
経営に終わりはない。何度も掲げ、繰り返し続く結果に近づけるよう、向かい合っていきたい。