脳にいい言葉の栄養を

こんにちは、総務の藤井です。

 

今日は私が普段心がけていることをひとつご紹介します。

それは、「いい言葉を脳に聞かせる」ことです。

 

人間の脳は自らが発した言葉の影響を受けやすいといわれています。

つまり「楽しい」と口に出せばこれは楽しいことなんだと認識し、「つまらない」と口に出せばそう認識するのだそうです。

そんなことあたりまえじゃないかと言われそうですが、おもしろいことにそれが事実に基づいていなくても脳はそう認識してしまうそうなんです。

 

例えば口癖で「忙しい」と言う人の脳は、その言葉を受けて自分のからだをコントロールします。「忙しい」んだから「緊張して」「急いで」物事を行えと。

そうすると精神的な余裕がなくなるため精査に時間を掛けることができなくなり、結果として質を落としてしまいます。

「まずい」と口にしながら摂った食事は、脳が「適切でない食事」と判断し消化や栄養の摂取にも影響するとか。

「つまらない」と言いながら映画を観たら、映画を観ること自体の期待値が下がってしまい、どんな映画を観てもなかなか「おもしろい」と思えなくなってしまったりするそうです。

 

また、脳は主語の部分を認識しない傾向にあるため、たとえ他人に向けた発言だとしても自分に向けられた言葉のように受け取ってしまうそうです。つまり他人の悪口を言えばその悪口が、相手を褒めればそのほめ言葉だけが脳に残るわけです。

そう考えるとネガティブな言葉を口に出すのって、本人はストレス解消のつもりでも身体には少しもストレス解消になってないってことですよね。

 

こうした脳の特性を知ったら、日頃から脳の栄養になるような「いい言葉」を掛けてあげたくなりませんか。

私は日常でもなるべく「楽しい」「美味しい」「幸せ」などと口にするようにしています。

寒い冬に暖かいお風呂に入ってつぶやく「あ~~、気持ちいい!」

この一言が脳に届いてお風呂の気持ちよさを倍増させるわけです。

 

皆さんもぜひ実践してみてください。