こんにちは、沢田です。
今から33年前の1985年8月12日、群馬県上野村の山中に日航ジャンボ機が墜落し、奇跡的に4名の生存者はいたものの、航空機単独事故としては史上最悪の520名の死者を出す大惨事となった。
当時、私は11歳だったが33年経った今でも、これほど衝撃的な出来事は無く、鮮明に覚えている。
事故の原因については、米国の航空機会社ボーイングの修理ミスとされているが、様々な憶測や不可解な点もあり、今なお真相究明には至っていない。
それでも、520名の尊い命が失われたことは事実であり、もう二度とこのような悲惨な事故は起こしてはならないと、日本航空では事故機の残骸、亡くなられた方々の遺書や遺品、事故当時の写真などを展示している「安全啓発センター」が開設されている。
近年では日本航空に入社する方々でも、当時の事故を知らないため、最初にこの安全啓発センターにおいて、社員研修を受けることで、事故の悲惨さや何より安全が第一だということを教わるそうである。
私共の仕事では、人の命に直接かかわることはないが、一度起こった失敗を二度と繰り返してはいけないということは同じであり、また人生においても同様である。
順調な時ほど、落ち着いて振り返ってみることが大切だ。