藤井経営の牛房です
今年も夏の全国高等学校野球選手権大会が始まります。
しかも100回記念大会です。
私の最後の夏が69回大会でした。時の流れを感じます。
おそらく大多数の部員にとってこれが野球にたいする一区切りとなるのではないだろうか。ここより先に進めるのは一部の才能に恵まれた者だけです。
野球に対して真剣に取り組んできた成果もレギュラーとしてグラウンドで飛躍する者。補欠でもベンチに入れた者。そしてスタンドよりそれを見つめ声援を送る者・・・
初めての挫折を味わうことになるかもしれない。
仲間たちと競い合い、ぶつかり、励ましあった濃密な時間。
あの灼熱の太陽のもと、白球を追い全身から水分が干上がるような中、噛み締めた乾いた土の味。
またはからっ風吹きすさぶ凍てつく大地のもと、いつ終わるとも知れない走り込みの中、感じた鼻の奥が痛くなるような空気の匂い。
それらの経験は芯となり核となって自分を成長させているはずです。
野球から離れてもこれからの人生の方が圧倒的に長く、一生続くのではないかと思っていたあの苦しい時の事も懐かしく思える日が必ずきます。
そう!!
君たちは人生で言えば3回裏、まだまだ序盤これからです。