永遠の輝き

藤井経営の藤井武です。

平昌オリンピックが終了し、明日からはパラリンピックが始まる。過度な期待はせずに、日本選手の活躍を楽しみにしている。
平昌オリンピックで男子フィギュアスケートで66年ぶりに2連覇を達成した羽生結弦選手だが、今月末開催の、こちらも2連覇がかかる世界選手権は、棄権するようだ。ケガをしている右足の復調が悪いとのこと。23歳にして、もはやレジェンドの域に達している選手だけに、大事にしてほしい。
スケートで新種目として初めて開催された「マススタート」だが、高木菜那選手が初代女王に輝いた。その際に話題になったことが、大逃げしたエストニアの選手と、まるで競馬のようなレース展開だった。
ネットでは、「サイレンススズカ」がいるぞ、などと騒がれていたようだが、結果からもそれを言うなら「ツインターボ」だろう、とツッコミを入れた。
スポーツ選手が輝きつづけられる期間は、決して長くない。しかし、その輝きは残した栄光に比例して強さを増す。羽生選手が成し遂げた偉業は、おそらく永遠に語り継がれ、その功績は永久に輝き続けるだろう。
「サイレンススズカ」は歴史的名馬と言われている一方で、レース中の故障で逝った悲劇の名馬でもある。
他を圧倒する力で、永遠に輝き続ける「金メダル」を獲得した両者を重ねて、少し心が感傷的になる。

私たちは企業として、業績を積み重ねていく。何か一つでもよいから、永遠の輝きを放つ「金メダル」を目指したい。そのために、こらからも研鑽を積んでいくが、短期的な成果よりも「GC(ゴーイングコンサーン)」を目指すことは言うまでもない。