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読書の秋(晩秋)
2017.11.16

藤井経営の藤井武です。

11月も早半ば、今年もあと1ヶ月半となりました。
季節も秋を通り越し、いよいよ1年で最も嫌いな季節である冬が始まります。

“読書の秋”と銘打ちましたが、上記の通り既に半分冬ですね。
季節のことは置いておき、本を読む意味、は何でしょう?

人それぞれでしょうが、私が第一に考える意味は、情報の収集と知識の取得です。自分だけの狭い了見だけで物事の判断をしたくない、という思いがあります。
先日“フォトリーディング”という読書法についての記事を読みました。米国のポール・R・シーリィ博士が生み出した速読術で、写真を撮るように本の情報を脳に送り込む、とのこと。
本を読む時、結構構えてしまい1頁ごとに完全理解するようにしてしまうことがあるのですが、こうしたケースでは大抵途中でリタイアしています。
時間もかかりすぎますし、折角購入した本が無駄になり大変もったいないと感じます。
“フォトリーディング”は、本は一字一句飛ばさず頭からきちんと読むもの、という“思い込み”を外すことが第一歩とのこと。
目次を読み本の概要を掴んだうえで自分が本当に欲しい情報をしっかりと読む、つまりプライオリティを決めて本を読み進めることが極意であると思いました。
もちろん、小説等ストーリー重視の本は別です。私の場合“こだわりの学説”により、筆者との意見相違になりとん挫する歴史小説もありますが・・・。
本の読み飛ばしには、結構抵抗感や罪悪感を感じます。しかし、これにとらわれていると私自身の読書の目的である“情報の収集と知識の習得”を損ねている場合があることも事実です。

読書のことを例にとりましたが、他の事でも思い込みや体裁を気にしすぎることで“物事の本質”を逃していることがたくさんあるな、と振り返りました。
物事を“大所高所”から俯瞰して本質を掴むことはとても難しいことです。日々の出来事の振り返りを大切にすることから、やってみようと思っています。

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