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労働の質
2017.10.16
カテゴリ : 人事・労務

おはようございます。

上毛労務の岩野です。

あと、1か月ほどで、社労士試験の合格発表ですね。

受験された方については、期待と不安の1か月なのではないでしょうか。

さて、私たちは、社労士業務及び人事に関する仕事をしています。

専門性が問われる仕事ですので、法律の改正や社会制度の改正に伴い

逐次、情報を更新し、より優れたサービスを提供できるよう自己研鑽が

必要となります。

そういった自己研鑽やサービスを提供するための時間は労働と言うのでしょうか。

最近、ワークライフバランスといった言葉が多用され、ワーク=労働時間の長さ

であると問われことが多いです。

一方で、本来のワーク(仕事)とは、生み出す価値であり、労働時間以上に

労働の質に左右されると思います。

特に我々のような、情報や知識を価値として、顧客へ提供し、報酬を頂いている

業務であればなおのこと、質を高める自己研鑽は日々積み重ねる必要があります。

そのための時間を業務と結び付けてもその時間を労働だとか負担だとか思うこと

はありません。

なぜなら「自分の好きでやっている」から。

労働時間を短縮させる施策も必要ですが、一方で「労働の質」を高める努力を

しなければ、自分たちの価値を生み出せなくなります。そして自分の雇用や会社

の存続にも影響があると思います。

そうならないためには、

世の中がどのように変化しようとも対応すべき手段をもっておくことが、

自身も企業も存続させるためには必要なのだと思います。

毎日が楽しく、労働時間の短い職場がいいとは思いますが、短くなった時間を

どのように投資するかによって、自分の雇用や会社の存続は大きく変わってくる

のではないでしょうか。

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