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2017.08.24
カテゴリ : DAILY TIPS

藤井経営の藤井武です。夏の甲子園は花咲徳栄高校が埼玉県勢として初優勝を果たし、幕を閉じました。群馬県代表の前橋育英高校を破った花咲徳栄高校が優勝を達成したことで、前橋育英高校としても意義のある今回の夏の大会であったと、一群馬県民として感じていいます。

日々忙しく毎日を過ごしていると、目先の業務に追われ、あっという間に1日が終わっている、ということがよくあります。以前にも、限りある時間を有意義に過ごすためには、目的をもったスケジュールを組むことが重要であることを記しました。
目的をしっかりと持ち自分が行うべきことに真摯に向き合い実践していくことは、達成感を感じられ心にゆとりをもたらしますが、ワンステップレベルが高く、創造的な仕事に取り組むにはどうしたらよいのでしょうか。

秘訣は、心の教養を高めることだと思います。新しい情報や考え方を取り入れ、積極的に取り入れていく姿勢が不可欠です。一言でいうと、創造力になります。
これは身に付けようとしなければ、いくら規則正しく目的をもって生活を送っていてもなかなか身に付きません。

心の教養を高める手段は、旅をして知らない世界や新たな考え方、見たことのない景色に触れること、を挙げる方が多いと思います。
私はどちらかというと出不精で、休日もあまり外に出歩く、といくことをしませんでした。旅をすることで新たな知見や文化に触れ、実際にモノを見て歩くことで視覚から入る情報は脳裏に焼き付き、思索にふけることで想像力をかきたてるのだと思います。

9月には、医療福祉介護施設の視察で、海外に行く予定です。日本国内では現在取組事例のない先進的な事例を見学できるので非常に楽しみにしています。
今回の視察は、研修としての新たな知識を増やす機会ではありますが、自分の心の教養を高める“旅”としてとらえ、今まで知らない文化や人、考え方に触れることで、心も一回り成長させて帰国したいと思います。

2017.08.23
カテゴリ : DAILY TIPS

上毛労務 薗田直子です。

夏の高校野球、毎年大会佳境のベスト8くらいからにわかファンと化して結果を楽しみにしている。週末、たまたま見ていた仙台育英vs優勝候補の大阪桐蔭戦、一点差で迎えた9回裏仙台育英攻撃の劇的な展開に居ても立っても居られず、部屋を出たり入ったりして行方を見守った。逆転劇のきっかけは、二死の遊ゴロからのヘッドスライディングがセーフとなった若山選手のプレイ。チームメイトからも「運をもっている」といわれている若山選手が、試合終了後のインタビューで『普段からゴミが落ちていても「運」といって拾う』というエピソードを話していた。

この話を聞いて思い出したのが『計画された偶発性理論』
「運は偶然だけではなく、計画的につくりだしていく」という考えだ。

キャリア形成で提唱されている考えで「個人のキャリアの8割が予期しない偶発的なことに影響されている」からこそ、「その偶然を計画的に設計して、自分のキャリアを良いものにしていこう」というもの。受け身で「偶然」を待つのではなく、好ましい偶然を作り出すよう自ら「行動」しチャンスに変えていこうよ、ということだ。

好ましい偶然と出会えるための重要な5つの要素がある。
1.好奇心:好奇心を持ち、広げる、探し続ける
2.持続性:失敗してもすぐには諦めず、粘り強く続ける
3.楽観性:前向きに考える
4.リスクテイキング:今ある何かを失う可能性より、新しく得られる何かにかけてみる
5.柔軟性:変化に伴い、考えや行動をフレキシブルに変える
こういうことを心に留めながら日々行動することが、前向きに逞しく生きることに繋がり、ひいてはよりよい偶然と巡り合う機会を増やすのだろう。

9回裏二死という絶対絶命の中、バットにボールが当たった瞬間、若山選手は「ヤバイ、真正面だ」と思ったが無我夢中で一塁へ走りヘッドスライディングをした。無理だ、と思う余地もなく自分を信じ反射的に行動したのだと思う。そこには常日頃から前向きに、失敗をおそれず、自分の枠を作らず行動をし続ける行動があって「幸運」に巡り合えたのだ。

もちろん、好ましい偶然に巡りあえたとき、チャンスにかえる「力」を備えていることが大前提だ。大事な試合や試験だけではなく、日々の些細な出来事もその人本来の「力」を最大限に活かすのは、「運」と出会いやすくする行動やスタンスに影響されるのだと思う。

高校野球は本日決勝戦。誰が勝利の女神を味方につけるのだろう。

2017.08.22
カテゴリ : DAILY TIPS

今年の夏は、雨が多い。青空が少ない。
昨日伺った、ほうれん草農家も例年より発育が遅く、茎も細いといっていた。昨年は良かったが、毎年という訳にはいかないようだ。
長雨のせいで、各地で被害も発生している。自然災害でどうしようもないことではあるが、なんとも言えないものだ。

先週末も岐阜県の中央道で土砂崩れがあった。最初、TVでニュースを見たときに、白い消火剤が撒かれたのだろうか?と思った。しかし、崩れた山の方も白い部分が所々に見えた為、水たまりが光のかげんで白く見えるのかと思っていた。しかし、その後のニュースで、近くの窯業原材料メーカーの不要な窯業原料であることがわかった。
自社の不要な物を、自分の土地に埋めたものや置いておいたものらしい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00004836-gifuweb-l21
自社不要な物なのだから、産業廃棄物となるのだろう。ただ、自分の土地に自分が出したゴミを置いておいても不法投棄なのだろうか?結果は不法投棄になる。廃棄物処理法や「土地は個人所有ではあっても、公共性の高い存在であり、野放図な管理は許されるものではない」との理念によるものらしい。そいいえば、少し前だが、大阪のほうで学校を建てる土地を、埋められているゴミ処理に費用が掛かるため、国有地を大変安く譲りうけた方が話題になり、今は補助金の不正受給で世間にニュースを提供しているようだ。
今回の場合、中央道の土砂崩れだけでなく、別方向への川から住宅への被害もでている。たとえ自社の用地に置いてあったとはいえ、これだけの被害がでると、キチンと処理されずにおかれてあったことが原因で、自然災害がそれだけの問題ではなくなってしまっている。温暖化による異常気象など自然の現象を、人間が災害にしてしまっているのではないだろうか?
でも、この便利な時代が好きだ。あまり暑くはなかったとはいえ、この湿気ではエアコンは必要。        吉田 典佳

2017.08.21
カテゴリ : DAILY TIPS

おはようございます。
上毛労務 岩野です。

まだまだ、暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
夏バテもせず、その気配すら感じさせないほどの食欲に少々戸惑っています。

さて、社会人学生の私は単位習得するため、土、日曜日に学校へスクーリングに
いってきました。科目は世界の歴史。授業では国家はなぜ争うのか、歴史は現代
に何をもたらしたのかなどを様々な視点から読み解くという講義。過去を遡り、
未来を見据えられたらいいなと思いながら受講してきました。

内容はともかく、受講者は71名、20代前半から50代後半くらい(上限は不明)
と年齢層は幅広く、経営者から社会人、専業主婦と様々。講義中のグループワーク
では、積極的に意見交換し、人との交流を楽しんでいるようにも見えました。

大学に通われている目的も、社会人になりマネジメントについて学びたい方や
学位を取得し資格取得を目指す方など、個々に何かしらの考えを持って通われて
いました。

そんな中、学生に共通して言えることは「成長したい」と思っているということ。
知性で勝負する時代となってきた今、知識の勉強だけでなく、教養を高めることと
知的好奇心を持つことが大切で、その好奇心が学びにつながり自分を成長させるため
の近道ではないかと私は思っています。学生の中には、同じような考えを持っている
方もおり、三者三様のかたと出会える大学での学びの場はとても新鮮でした。

昨今は様々な勉強会やその後の飲み会などたくさんの集まりがあります。
無駄のように思えたり、すぐに役立つ内容でなかったりしても、いろいろな方と
交わることで、少なくとも視野は広がってくると思います。
もしかしたら、そうした交友関係の中からたくさんのヒントが得られるかも
しれません。

自分を成長させてくれる「学びの場」はたくさんあると思います。
皆さんも興味のあるところに参加してみてはいかかでしょうか。

2017.08.16
カテゴリ : DAILY TIPS

上毛労務 薗田直子です。
趣味で写真を撮るようになってから、定期的に美術館に足を運ぶようになった。写真を始めたばかりの頃、「写真に拘わらず、いろいろなジャンルの絵画に触れて、美しいものを美しい、と感じることが作品づくりにつながるよ」というアドバイスを受けたのがきっかけだ。
だから、美術の歴史や何派など難しいことは一切わからないまま、気になる展示があると出かけている。

夏休みに『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』という本を読んだ。
近年、名だたるグルーバル企業が幹部候補をアートスクールにトレーニングとして送り込んでいるという。変化が激しく、複雑で不安定な状況においては、分析力、論理力のスキルを磨いても、セオリー通りに物事が進まないことも往々に生じる。「アート」や「哲学」を通じて『答えのない問い』に対しての『直観』や『感性』といった美意識を磨くことが求められてきているのだ。

もちろん、ロジカルな分析力や理性は重要だ。その上で、何を大事にし、何を捨てるのかという美意識は自分自身の中にある「モノサシ」に他ならない。現行のルールでは白黒つけられないグレーの部分が多い時代だ。グレーをどういった基準で舵取りするのかは、その人、その企業のスタンスや価値観を明確に表しているように思う。「経営における美意識」が顧客を魅了し、従業員の心をつかみ鼓舞させ、自身の行動の基準をきめる判断基準になってくる。

著書には美意識を高めるいくつかの方法が記されていた。
・絵画を見て、他者とお互いに何を感じたか、言葉にして共有する
・ある哲学に対して、当時の哲学者が、なぜそのように考えたのか、どのような知的態度で世界や社会と向き合っていたのかに想いを馳せる

美術館へいっても「へー」「すごかった」という稚拙な表現しかできない私。自分なりにどんな作品が好きなのか、説明するだけでも「見る力」は養えるという。一朝一夕では身にはつくものではないが、美しいものを見て美しいと感じ、一期一会を大切にしながら、自分の「モノサシ」作っていきたいものだ。

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